2月4日、戸田市文化会館にて行われた、ヒビノ主催CODA AUDIO スピーカーシステム発表会に行ってきました。
2010年InterBEEでも展示はされていましたが、その時は試聴が出来なかったので、今回試聴をしに参加させていただきました。
こちらの目的は、ウェッジモニターのCUEシリーズでしたが、他のシリーズも試聴させていただきました。
ラインアレイ、フルレンジ、設備用、ウェッジと各シリーズほぼ2機種ずつ(サブウーハーの組み合わせもありましたが)試聴しました。
目的のCUEシリーズは、今回 CUE ONE,FOURの2機種でした、実は15inchのモデルが気になっていたのですが、音は聞けませんでした。
でも、FOURが、かなりコンパクト(8inchダブル+ホーン)で、音も上位機種のONEに引けを取らない感じでした。
高さも27センチくらいで、足下がかなりスッキリ見えます。おまけに裏側に足が格納されていて、足を立てることにより角度をあおることが出来るようになっていました。
設計思想として、エンクロージャー表面で各ユニットの時間軸をそろえているとのこと、それを含めて15inchの同軸3Wayの音に興味があったのでしたが残念でした。
他のシリーズも聞きましたが、個人的に一番バランス良く聞けたのは、2Way12inchのG512と言うモデルでした。スタンドに立てた状態での試聴でしたが、下から上までバランス良く出ていました。サブウーハーとの組み合わせの物も試聴しましたが、個人的にはサブがない方が好きでした。
全般的に、どのモデルも音質的にはフラットな印象で、メーカーのキャラクター的味付けが無く、入ってくる信号を忠実に音波に変換というメーカーの考えが音色に現れている印象を受けました。
リング状のダイアフラム構造など、メーカーの発想、着眼の良さをかんじました。
今後ちょっと注目することになりそうなメーカーでした。